一ノ瀬蜜柑の年賀状事情

みなさんは年賀状はお好きでしょうか。

年賀状を書くのでも年賀状を見るのでもこの際なんでも良いです。

私は好きか嫌いかとかは特には無いのが本音ですが、心の奥底ではきっと年賀状が好きだと思います。

 

心の奥底にある物はきっといつまでも浅瀬にはきっと出て来ない事でしょう。なので、この先も年賀状に対しては「別に」レベルな考えの私です。

 

 

一ノ瀬蜜柑の所にやって来る年賀状

私に届く年賀状の半分以上が眼鏡屋とかクリーニング屋とかのDMだからね。このDMには有難い事にクーポンが付いてるんだね。

 

大変有難いのですが、今まで使用した事が無いというのが真実です。

DMはほとんどがゴミですが、年賀状という名のDMもゴミと化しているのが私の元へ届く年賀状の実態なのかもしれません。

 

けれど、上記で触れましたが私は心の奥底では年賀状が好きなのです。

この記事を書いている時は1月11日なので「今更年賀状の物乞いか」と思われそうなのが残念ですが、物乞いをする程年賀状が好きなわけではありません。

 

物乞いをしていただく年賀状が一体どういう物なのかは多少気になりますが。

 

しかし、物乞いをせずとも私の元には毎年DM以外の年賀状が1枚必ず届いています。

 

年賀状、書きますか?

世の中の年賀状事情のほとんどは「今年年賀状が届かなかった相手には来年送らない」というスタイルが多いらしいです。私自身、年賀状は高校生の時に書いていましたが、高校卒業後は1枚も書いていません。

 

つまり、一ノ瀬蜜柑は年賀状を何年も書いていません。

 

高校生の時には小学生時代からの知り合いや、高校時代からの知り合いから毎年50枚近くは年賀状を貰っていました。この50枚という数字は多いのかどうかは分かりませんが、多い人だと300枚近くも貰うと聞いた事が有るので、少ない方なのでしょう、きっと。

 

もちろん、送ってくるであろうと予測していた人には元旦に年賀状が届くように早めに年賀状をポストに投函していました。そして、元旦に届いた年賀状の中で、事前に送っていない人には正月早々書くというスタイルでした。

 

私の自宅にはプリンターがありませんでした。なので、住所は全て手書きで行っていました。年賀状自体は近くの文房具屋さんで購入していたので、住所を書いて1言2言ちゃっちゃと書いていました、約50枚。

 

これが結構時間がかかる。

あまり会話をした事の無い人に送る年賀状なんて何を書けば良いのか直ぐに浮かぶわけがありません。

 

中学3年生と高校3年生の受験の時期は年賀状書くだけで膨大な時間が過ぎ去っていきました。そもそもどうして受験の時期に書いていたのか分かりません。書かなければよかったのだと思いますが、3年間の最後の年賀状になるかもしれない、という思いが無駄に有ったからでしょう。

 

割とその思いは無駄だと今更ながらに思います。

 

尚、高校受験は進学希望の高校のレベルがかなり低い場所だったので楽々合格出来ましたが、大学受験は無事失敗して浪人生になりました。浪人時代もそれなりに楽しかったけどね。楽しすぎて第1志望落ちたけどね。

 

仮に来年受験生の人で「年賀状送るのだるいなぁ」と思っている方が今読んでいるのなら書かなくてもきっと大丈夫です。

対策方法としては「ごめん、受験ガチだから年賀状とか書けないわ」を宣言しておきましょう。

 

年賀状の書けません宣言出来なくて「おい、年賀状送ってこなかっただろ」と言われる可能性もあります。そこから陰湿ないじめに発達する可能性は無いと断言は出来ませんが、その際は学校をさぼれば良いのです。3年生の後半は学校の試験を受けて、欠点でなければその後はほとんど自由登校です。

 

そもそも、本当に仲の良い友人ならば年賀状に「受験頑張ってね!」ぐらいのメッセージをくれる事でしょう。

 

恐らく、仲の良くない知り合いからも「受験頑張ってね!(内心落ちてしまえ)」ぐらいの年賀状は届く事でしょう。私の高校時代には届きましたが、本当に仲が悪かったのでこの子だけは年賀状を出さなかった記憶があります。謝る義務はないので謝りません。

 

DM以外の1枚の年賀状の送り主

さて、私は今年の2019年、平成最後と考えられるDM以外の年賀状を受け取りました。上記で触れたように毎年必ず届く年賀状です。そして、毎年送り主に私は年賀状を送り返さない年賀状です。

 

送り主は高校時代お世話になった講師です。

どれぐらいお世話になったのかを書くと、高校生活の中で1番お世話になった先生です。しかし、その先生から言わせればきっと私は講師生活の中で多く教えてきた生徒の中の1人レベルだと考えられます。

 

ましてや、その講師は大変人気で、常に生徒に囲まれているような先生でした。講師は男性ですが、女子生徒の人気も男子生徒の人気も大変高かったように思います。

 

今もきっと大変人気な講師だと思います。

 

高校生の一ノ瀬蜜柑について

私はそれなりに体が弱い体質です。高校生の時もそれなりに体が弱い体質だったので授業中は平気なのですが、緊張が無くなる授業後によく倒れて居ました。

 

自分で「あ、これ倒れるわ」と分かれば良いのですが、当時の私は周りから「蜜柑の顔白すぎw」と言われ気づくレベルで自己管理能力も大変低い残念な生徒でした。流石に今は「今日は倒れる日だなぁ」ぐらいの感覚は有ります。その際は在宅で仕事をしています。

 

もちろん、送り主の先生の授業後で何度か倒れた事があります。

 

「イスに座ってたら倒れないでしょ?」と思われるかもしれませんが、理科の先生だったので授業は基本的に理科室でした。理科室のイスに背もたれが有りません。フラフラして後ろに重さが行けば頭から倒れる事が出来ます。

 

また、「ありがとうございました!」と授業後言い、お辞儀する時にも無事頭から倒れれます。机に頭を強打します、意識は一瞬飛びます。酷い時は倒れる以前に立ち上がれない時だってあります。

 

ただ倒れるだけなら良いのですが、私の場合過呼吸も同時に引き起こしてしまうので周りが騒ぎます。過呼吸の人が周りに居た場合、騒がないでそっとしておきましょう。私の場合は無視して頂けると大変有難かったです。

 

要約すると「クラスに約1人居る異常に病人っぽい人間」が一ノ瀬蜜柑でした。酷い時は1日に2回過呼吸で保健室へ送り出されます。

 

過呼吸体質の人は常に厚手のタオルを持っているはずですが、持っていなければ厚手のタオルを貸してあげるか、紙袋を渡してあげてください。口に当てると呼吸が少しずつ楽になります。

 

送り主の先生は私が倒れるとそれを知っているように何も見て居ないフリをしてくれました。傍から見れば「講師なんだから心配するフリぐらいしろよ」と思われるかもしれませんが、私にとっては有難い事でした。

 

尚、その講師は強烈に私の事を心配していたらしく、職員室中に「蜜柑が倒れた」と言い、私が保健室から復活した後はすれ違うほとんどの先生に「大丈夫ですか?」と言われた記憶があります。

 

出来たら言いふらさないで欲しかったと今でも思っていますが。

影で騒いでたんですね、先生。いや、影で心配していたんですね、先生。

 

保健室から復帰し先生に普通に「こんにちはー」って言うとブチ切れられた記憶が何となくあります。「まず、心配かけた事に謝れ」と。それに対して私は「心配しろって頼んだ記憶無いんだけど!」と逆切れした記憶も付随しています。

 

対して心配される程優秀な生徒でない私を心配してくださってありがとうございます。直接は1度もお礼を言えなかったけどね。当時の私は心配される事は本当に嫌だったので私はウザがってたよね、ごめんなさい。

 

送り主の先生は担任の先生になっていたわけではありません。寧ろ担任の先生から年賀状は1度も届いた事は有りません。担任の先生は私が一方的に嫌っていましたが今となってはどうして嫌っていたのかは分かりません。若い時はよくある事です。

 

高校時代の私は精神的に若くて、正直に感謝の気持ちを述べた事が何度あったのか分かりません。もしかしたら1度もないのかもしれません。

 

高校を卒業して数年経過した私は今は周りの人に感謝を伝える毎日ですが、それは大人になってから身に着けたスキルの1つの様に思います。

 

DM以外の年賀状に返事を書きました

こうやってブログで文章を書いている私ですが、1人に手紙を書いた事は高校3年生以降無いように思います。高校3年生の時に書いた手紙は英語の授業で「感謝を伝えたい人に英語で手紙を書け」という物でした。

 

感謝を伝えたい人は当時の私には居ませんでした。なので、架空の人物を立てて書いた記憶があります。もちろん、レベルの低い高校だったので、中学生レベルの英文で十分最高評価の点数を頂けました。当時は中学生レベルの英語が完璧だとセンター試験で5割は点数取れるよ。

 

そして、架空の人物とバレて居たのかもしれませんが、新人の英語教師だったので特に何かを言われる事は有りませんでした。

 

それから高校を卒業して、大学を卒業して、好きで激務をしている私が手紙を書きました。相手は毎年年賀状を送ってくる理科の先生に対して。尚、上記で触れた新人英語教師は名前すら思い出せません、ごめんなさい。

 

手紙の内容

便箋2枚で大まかに以下の4つについて書きました。

 

・高校生の時の私の態度についての謝罪

・ずっと伝える事が出来なかった感謝の言葉

・今の私について

・先生は変わらず人気な先生で居ますか?

 

本当はもっと沢山書きたい事が有りました。何枚も下書きを書いて、何枚も修正して、正月休みほとんど全部使用して書き上げました。

 

ブログの1記事を書くよりもよっぽど時間を使用しました。

 

1人に宛てる手紙にこんなにも時間をかけるというのは不思議でした。ブログは多くの人に読まれる可能性があるのに、たった1人の人に膨大な時間を費やしたのです。

 

ブログを読んで頂ければお分かり頂けると思いますが、私は対して文章力が高い人間ではありません。伝えたい事の3割も伝わらないかもしれません。けど、もしかしたら伝えたい事の1割ぐらい伝わるんじゃないか、と思いながら書きました。

 

手紙の最後には「返信は不要です」と記載しました。確かに返信が有った方が「ちゃんと手紙が届いたんだ」と安心出来ます。ですが、日本の郵便制度を私は信用しています。

 

「返信不要」の記載は手紙を書く1番最初に決めて居た事です。深い理由は有りません。恐らく一種の自己防衛ですが、私は自分が書き上げた手紙に来る返事がきっと怖いのだと思います。何で怖いのかは分かりませんが、怖いのは仕方が有りません。一ノ瀬蜜柑は俗に言うチキンです、ご了承ください。

 

ほとんどの場合「返信不要」という記載は失礼に当たる可能性が有るので控えましょう。

 

手紙を書き終えてポストに投函

 

県内なので、翌日には手紙は届きます。投函したのは昨日の事なので、既に私が書き上げた手紙は届いている事でしょう。講師が読んでいるかどうかは分かりません。

 

手紙を書き終えた時私は「終わった」と思い、読み返して「うん、文章やっぱり下手だな」と思いました。

 

投函するか投函しないか私は迷いました。切手も貼って、封筒の封をして、宛名も書いて、自分の住所も裏側に書いて数日間鞄の中に入れていました。

 

迷いましたが、私は書き上げた手紙を投函しました。「せっかく書き終えたんだから投函すれば良いじゃん!」という思いではなく、「これは鞄の中の整理だからね、仕方ないね」という思いで半ば投げやりで投函しました。

 

そして、投函しましたが今更ながらに「失礼な書き方も有ったなぁ」と思います。意味不明な言い回しも多少有ったんじゃないかなと。

 

手紙なんて書かなくても良かったんじゃないかなぁとも後悔しました。けど、手紙をどうして書かなかったんだろうと後悔する事もこの先有るのかもしれません。

 

どちらにしろ後悔するなら行動しようと思ったので私は今回手紙を書きました。手紙を書くという行動をして後悔するのは無駄に労力と時間を使用した結果の後悔です。つまり、ほとんどが無駄かもしれません。ならば、行動せず後悔した方が無駄は最小限だったかもしれません。

 

事実、文章下手な私が手紙を書いて投函して、恐らくその手紙を読まれていると考えると後悔は沢山有ります。けど、1人の人に伝えたい言葉を文として下書き書き、便箋に書いている時は楽しかったです。

 

私は伝えたい事をダイレクトに書ける程真っ直ぐな人間ではありません。寧ろ真逆な人間だと思っています。なので、伝えたい事の1割でも伝われば良いなと。

 

最低限でも「私は生きてますよ」ぐらいは伝わるのです。

それで良いんじゃないのって思っています。今まで年賀状を受け取っていて1回も返信をしていないのです、何年間も。ひょっとして病弱だった私は「死んだんじゃね?」と思われているのかもしれません。

 

「生きて居ます、私は」という記載はしなくても、高校生の時と比較すれば綺麗になった手書きで文字を書くだけで「生きて居ます」を書かなくても「生きて居ます」は伝わります。

 

使用した物

手紙を書く上で使用する物は以下の2つ

 

・レターセット

・ペン

 

これだけです。

拘らなければ100均一で揃いますが、せっかくなので多少拘りました。

 

レターセット

便箋も封筒も成人して初めて購入しました。小学生の時は安くて可愛いレターセットをいくつか購入した事が有りますが、大人になった今は可愛いレターセットではなく実用的な物を購入。


 

無地の便箋は書いている途中でどんどん字が斜めになってしまうので、私にとっては横線は必須です。また、正式には横書きより縦書きの方が良いと言われていますが、書きなれて居る横書きにしました。ブログが縦書きなら縦書きの便箋を選んでいたかもしれません。 

 

ペン

こちらは拘る人は万年筆を使用すれば良いと思いますし、調べてみると万年筆で書くべきというサイトもちらほら見かけました。著者は書きやすくて使い慣れて居るペンで書きました。

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 仕事でもちょっとしたメモ書きでもどこでも私はこのペンを使用しています。上向きでも横向きでもどんな状態でも書けるというのが愛用している最大の理由です。鞄の中に3本は入ってますし、職場の机の中にも入ってます。もちろん、机の中にも入っています。

100以下でボールペン買える時代ですが、文を日常的に書いている私にはちょっと高くても使用しやすいボールペンを使用しています。